テクノロジー
iBOOSTER & iCARE by Itemalab™
デニム製織でトップを走るR95002denimに最新の開発結果が組み込まれました。
デジタル化とインダストリー4.0のコンセプトが日常生活を変えつつあります。イテマでは織機での作業の軽減を図るため、それらが必須の前提だと考え、運転・設定・遠隔診断・保守の作業を簡潔にするための先進的なソフトウエアを開発しました。
その結果を反映したR95002denimがITMAに登場します。さらに洗練された緯入れシステムと先進的なIoTソリューションが最高の速度と最高の信頼性を両立させます。
新開発のiBOOSTER パッケージとiCAREシステムは織機に傑出した性能を発揮させ、予知保全を可能にします。
iBOOSTER パッケージは信頼性に影響を与えることなく織機の性能を確実に向上させます。超高速運転ではレピア緯入れシステムの構成部品に大きな負荷がかかりますが、材質についてItemalab™が研究を重ね、Lamiflex社との協力のもとに強化型のレピアテープやスプロケットホイール、部品寿命の延長につながる小型スマートクーラーが完成しました。さらにセンサーとデジタル技術で完成した革新的な検出システムが、リアルタイムで構成部品の状態を把握します。
iBOOSTERパッケージの構成要素であるiCAREは、先端技術を組み込んだセンサー機構によってレピアテープとスプロケットホイールの状態をリアルタイムで把握し、必要に応じて織機のコンソールに調整や停止を促すメッセージを表示します。
iCAREの使用で、部品の信頼性に影響を与えることなく織機を最高速度で運転することが可能になります。そして未来志向の予防保全が実現し、製織工場に大きなメリットをもたらします。
これらの新しいソリューションは、製織産業の未来を見つめるイテマの姿勢を象徴する事例です。イテマには既に未来があります。そしてイテマの織機、イテマのソリューションがそれを証明しています。