テクノロジー
期待を上回る低コスト
レピア織機では布の両端に捨耳を形成することがこれまでの常識でしたが、イテマはその常識を覆しました。
イテマの技術革新を主導する部門である ItemaLab™ が開発した iSAVER™ は常識の壁を打破する新装置で、布左側の緯糸ロスが完璧にゼロになり飛躍的なメリットが得られます。
その特徴は、
- iSAVER™ は最先端のメカトロニクスを駆使した革新的な装置ですが、直感的で容易な操作も特徴です:
– 設定は織機のコンソールから行なえます。
– この装置によって運転速度が阻害されることはありません。
– 布幅調整でも iSAVER™ は定位置に留まり左右非対称で織幅変更を行なうため、織機の右側のみの作業で完了します - 4色までの製織では iSAVER™ の4個の小型クランプが緯入れ動作の全サイクルで緯糸を保持し、次に緯入れされる緯糸に応じて移動させます。
- 追加の糸を使用せず緯糸を打ち込むため、iSAVER™ は左側の捨耳を必要とせず糸のロスを大幅に削減し、従来では考えられなかった飛躍的なコスト削減が実現します。この方式は今後の製織産業の規範となる大きな進歩です。