テクノロジー
イテマのレピア織機 R9500terry:
レピア方式タオル織機のベストな選択
レピア方式のタオル織機でも市場を席巻し、常に業界をリードしてきた歴史的なブランドであるスルザー、バマテックスの輝かしい実績を引継いだ統合ブランドがイテマです。
タオルは様々な織物の内でも非常に複雑なパターンのデザインが必要とされる、最も高度な織物製品です。高品質のタオル製織にはレピア緯入れシステムが最適の方式であるとイテマは確信しています。レピア緯入れシステムであれば、卓越してソフトな仕上がりのみでなく、家庭用タオル製品の高級ブランドで要求されるハイレベルなデザインも的確な製品化が可能です。
2015年発売のR9500terryは、日本を発端として短期間の内にグアテマラ、中国、パキスタン、ボツワナなどの30か国に導入されました。そしてタオル製織でレピア緯入れ方式が伝統的な主力であるポルトガル、トルコ、韓国、日本、イタリアの市場をリードする存在です。
このようにR9500terryが圧倒的な力で市場を席巻している理由は、以下でご紹介するユニークで傑出したテクノロジーです。
R9500terryはイテマの長年に渡るタオル織機の豊富な実績に基づいて最新技術を注ぎ込んで開発された、タオル製織に特化したマシンです。
その強靭な構造、先進的なエレクトロニクスと秀逸な機構には、2012年の発売以来比類ない信頼性と傑出した性能で市場をリードしているレピア織機R9500のテクノロジーが生きています。
R9500の独創的なレピア駆動機構であるターボプロップ、簡潔な構造で操作・設定が容易なダイレクトドライブ、先進的なSKレピアなどがR9500terryに移植され、高効率・高速度・高信頼性の実現に貢献しています。
またR9500terryは機幅のバリエーションも豊富で、3800mmは市場で唯一の広幅です。
積極制御のパイル糸バックレストローラー、パイル形成ユニット、地糸バックレストローラーの三種の先進的な装置が協働してパイル糸の張力を理想的なレベルに制御し、クロス移動による摩擦を飛躍的に低減しています。
単一のモーターで駆動するパイル形成ユニットは業界最大の布移動量28mmを達成し、1ピック毎にパイル長を変化させる設定も操作画面から容易に行なえ、デザイナーの創造性を余すところなく製品に反映できます。地糸バックレストローラーは軽量のローラーを装備し、張力センサーの検知による敏速な応答で的確な開口形成を実現します。これら三種の先進的な装置でR9500terryは比類ない布品質と最高レベルの多機能性を達成しています。
デザイナーのハイレベルな創造性を完璧に再現する先進的で斬新、高い信頼性を有するタオル織機をお探しなら、イテマのR9500terryは間違いなく最良の選択です。
本号の Red Dot News ではR9500terryの高性能をフルに発揮して秀逸なタオル製品を製造しておられるお客様 JF Almeida、Ozanteks、Yedeks Tekstil の三社をご紹介しています。
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